
完成したModel-Uです。
徹底的なコストダウンを狙って作られたUですが、リペアする労力や費用などはGS等と比べて
物凄く安く簡単に済む訳では有りませんでした。今回リペアして解った事は正直な話
此れでどれだけ本当にコストダウンが出来たのか?という事です。
使われているパーツも簡素な作りでは有るもののその殆どが専用パーツですし、
本当の意味でコストダウンに繋がったのはModel-Uをベースとした
Allstateモデルだったのではないかと思いました。
そうは言ってもModel-Uにしか無い独特の雰囲気は捨てがたいですし、
オーナー様の所有欲を満たすには十分な車両なのではないのでしょうか。

塗装されたハンドル廻りは慎重な組み付けを要求されました。

ToolBoxのフラップスプリングは本来このように付きます。
閉める時は結構な勢いで閉まるので塗装にキズが付きやすいですね。

アルミだけのフロアーレールも極力本数を減らしていますがちょっと殺風景過ぎる気がします。

エンジンパネルも独特なボルト留めですが、
此れだけはエンジンのメンテナンス性を考えると良いなと思います。

リアからの眺めですがToolBoxが極端に薄い事が解ります。
もう少しなんとかならなかったんでしょうか?

当時はエコノミーなモデルとして発表されたUですが
今では逆に余り見る機会の無いモデルとなってしまいました。
希少なVespaを触る機会が有る度に今でも色々な発見が有り、
まだまだ知らない事が多いなと思います。
元々安いモデルであろうと手を抜かず丹精込めて再生する事が、
希少な車輌をこの先何年も乗り続け保存していく事の手助けで有ると考えます。






