
角目なのに何故Sprint Veloce と疑問に持った方、正解です。実は元の車輌はSVなのです。
本来GL等の角目をお探しだったオーナー様の強い要望によりSVを後期型のSprintに変身させました。
日頃50年代や60年代の車輌を多く見続けていると
SVのヘッドライトですら大きく少し野暮ったく見えてしまいますね。
そんな所もオーナー様が角目に拘った理由なのではないでしょうか?

もう一つオーナー様の拘りが見えるのがこのボディ色です。
オリジナルのシルバーとは違いますがご希望であったVB-1の深みのある色を忠実に再現しました。

しかし遊び心も忘れてはいません。
リアにはワイドタイヤのキットを履かせてリアビューのボリュームアップを図ります。
でもこのワイドタイヤキットを装着するには現物合わせの作業が付いて回ります。
今回装着するタイヤは比較的細めの120-90というサイズのたカラーのオフセット量を
調節する必要が有りキットに付属するカラーを旋盤にかけ丁度良い厚みに削っていきます。
これを怠るとフライホイールカバーがパネルに当たってしまう等の弊害が出てしまいます。




今回はレオビンチを使いましたがイギリス/ドイツ製の高性能チャンバー等ももちろん装着可能です。
エンジン本体は此れ又お約束となりつつ有るポイント点火からCDI点火へのコンバージョンをしています。後期型のSVで有ればクランクシャフト径がPと同じなのでバックプレートとイグナイターの交換のみで
詳細はお電話やメールにてお問い合わせください。
フロントタイヤにはアルミリムを履かせてみました。
でも、実は鉄リムより重たかったりします・・・

今回も超特急バージョンでお送りしましたWORKですが、あっという間に出来上がり・・・
見事にSVが後期型Sprintに変身しました。
とは言っても大きな外見上の違いと言えばハンドルとフェンダー&パネルに付くモール、
ネーム類だけですからそんなに威張れる作業でも無いのも事実ですが。
シックなボディ色にファットなタイヤやアクセントとなる赤いBituboのサスペンションが映えます。
自然に収まったチャンバーもさり気なくて良いんではないでしょうか。

ブラックアウトされたリアキャリアもシックな雰囲気に一役かってます。
実はこのキャリアもSprint用では無くP用なのですが取り付けステーを加工して
Sprintに付くようにしましが如何でしょうか?
最近KANEBANではオリジナルに忠実な仕上げと同時に、
今回の様なオーナー様のご希望をふんだんに盛り込んだカスタムのご注文も多くなりつつあります。
勿論、オリジナルに忠実に仕上げるのも良しですし、
古い車輌でも遊び心いっぱいにカスタムするのもベスパの楽しみ方の一つと思います。
どんな車輌にも引けをとらないオリジナリティ溢れる車輌をお望みでしたらご相談ください。
KANEBANは最大限の努力をさせて頂きます。







