
ボディーは鉄製です。
60年代の車輌よりしっかりとしたモノが今日まで残っているのは鉄板の厚さにあります。
そのかわりとっても重いですけど...。
リヤビュー。ココだけ見ても本当にかっこいいです。
03年のタイムトンネルにはフェンダーライトのレーサーを作ってやろう!!
などと妄想をふくらませながらの作業になります。
まずは溶接や大まかな板金をしておきます。
塗装はサンダーなどであらかた落とした状態です。
古い車輌はイロイロな箇所にストレスがきています。
今回は念のためレーザー測定によるフレーム修正をしてみました。
ご希望があれば事故車や再生作業の一環として行っていますのでお尋ねください。
ブラスト後。51年はノーズがアルミで出来ていますので色が違います。
リアビュー。
中までしっかりと錆びを取っておきます。
リアの裏側です。泥が一番かかる場所なのでしっかりと作業をすすめます。
フレームを板金後、薄くパテを塗って面だしします。
サフェーサー塗装前。しっかりと埃をとってブースに吊って塗ります。
塗装終了。カネバンの見解ではグリーンの入ったメタリック位の感じで調色しています。
裏もしっかりと赤ぶきを入れてあります。
恐らく当時よりも艶があります。
この辺は好みの問題だと私は思っています。ラッカーで塗装することももちろん可能ですが、
普段から乗ったり磨くのが好きな人にはコチラの方がいいのではないでしょうか。
Vol.5はエンジン編。元々付いていたシリンダーのフィンが欠けていました。
使わなくなった別のシリンダーからフィンを切り取り、
欠けていた部分に合わせてカタチを整え、TIG溶接します。
このシリンダーには58mmというかなりオーバーサイズピストンが入っていたため、
手持ちのピストンが使えないのでスリーブを打ち替えることにしました。
2サイクルの場合スリーブを打ち替える際にはポート穴を開けなければなりません。
ポート穴を削ったスリーブをプレスを使い圧入します。
その際シリンダー側の穴と、スリーブ側の穴に段差がある場合修正をします。
エアクリーナーは黒染め、その他鉄部分はメッキに、キャブ本体はウェットブラストで仕上げました。
この年代のクランクシャフトはコンロッドピンとクランクウェブの設置面積が少ない事等から、
芯が狂いやすくエンジンを組む時には細心の注意が必要です。
溶接部分のスアナは耐熱性のパテで埋め、耐熱塗装をします。
ボーリングの際のクリアランスは、今回社外のピストンを使用する為ちょっと多めにとりました。
塗装後、ポリッシュを終えた状態です。ここから組み始めます。
フロアレールを取り付けているところです。
今回はレール・ゴムは新品に、レールエンドは付いていたものをバフ掛けして使用する事にしました。
バフ掛けしたレールエンドです。リプロで手に入るエンドは少しカタチが違うのです。
フロントフォークのピボットシャフトは新品を使用します。もちろんニードルベアリングも新品に替えます。
フロントハブにはこのようにフェルトリングが入ります。
これを入れないとグリス漏れ等をおこしブレーキが効かなくなる恐れがあります。
タンデム用の折りたたみステップです。元々この車輌に付いていたモノですが、
お世辞にもあまり状態良いとは言えません。
ウェットブラスト処理後、バフ掛けするとこのような状態まで戻ります。
ストップランプを増設している様子です。本来51年にはストップランプが付いていないのですが、
通常のバルブだとスペースの問題があり、増設は難しいので、今回はストップランプ及び、
テールランプをLEDで増設する事にしました。
51・52年はハンドルバーのクランプ部分は塗装でなく、バフ掛けです。
右のアウターは現在作られてるモノです。左のアウターはオリジナルのモノです。
この車輌にはオリジナルのモノを使用しました。






