
150GLからの流れを受け継ぎ、スポーツモデル(160GSあたり)と
スタンダード等8インチ車輌の中間に位置するモデルです。
SPRINTは大きく分けると2種類。ひとつは角目のヘッドライトを持つSPRINT。
もうひとつは丸目のヘッドライトを持つSPRINT Veloce(=速い)です。
SPRINT Vはシリンダーが2ポートから3ポートに、キャブレターは20/17から20/20に、
マフラーはエギゾーストパイプの長い物に変更されました。

角目のSPRINTにも2種類
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前期モデル |
後期モデル |
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センターバッチ |
四角 |
六角 |
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フロントエンブレム |
VESPA S |
VESPA SPRINT |
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リアエンブレム |
VESPA SPRINT |
150 SPRINT |
このような違いがあります。

この車輌は殆どの箇所にオリジナルの塗装が残っており、大変程度が良く、作業がはかどりました。

ヘッドライトASSYは再使用します。リフレクターはクロームメッキ、リフレクターと
レンズを留めているリムはユニクロメッキ、リフレクターとレンズの間のガスケットは新品、
オリジナルのレンズは磨いて使いました。

バラし終えたところです。ここから板金塗装の作業に入ります。

サイドバンパーのステーが付いていた箇所はけっこう錆が出ています。
しかし、穴が空く程の錆ではありません。

フロントフェンダーはボルトを留める穴が広がっており、切れてしまっている箇所もありました。

ボディの裏側。この箇所は特に雨や泥などがかかるトコロなので錆が出やすいのです。

外したパーツは再使用するもの、しないもの、メッキをするもの等にわけておくと、
その後の作業がスムーズにいきます。

サンドブラストをしました。この後すぐサフェーサーを吹き、錆の発生を防ぎます。

板金後、少量のパテを盛り面を出した様子です。
この後、もう1度サフェーサーを吹き、水研ぎをします。

今回はお客様の希望により当店で調色した色を塗装しました。
お客様のイメージする色(150GLの純正色ですが、写真だとちょっと解かりにくいです)を元に、
実際に鉄板に塗装したものを見てもらい、微調整を重ねながら、
とことんこだわって作った色です。

センターマットゴム、フロアーレール、センタースタンド等を取り付け、ベスパ用の作業台に装着します。

お客様の希望でP200のエンジンを搭載する事になったため、
レギュレーターをボックスの中に取り付けます。

今回お客様のご要望でウィンカーを取り付けました。Pエンジンの12Vなのでしっかりと点灯。
スタイルも崩す事無く、普段乗りとして考えるのであれば
この手のカスタムは非常に良いのではないでしょうか。

角目と言うだけでなにかマニアックな気分になりませんか?

前にも触れていますがP200エンジンの組み付け前の写真です。
ウェットブラストは毎度の事。消耗品関係も新品に替えてあります。

完成写真です。
ぱっと見は綺麗に再生されたスプリントですがお客様の好みが所々センス良く出ている車輌です。
しっかりと打ち合わせをして手を抜かず時間をかけて作るからこそ、今回の様なカスタムも生きてきます。
カネバンでは細部までオリジナルにこだわった車輌も作りますがエンジン積み替えの
ツーリング・通勤スペシャルもどんどん作りたいと思っています。
こんな物も作れますか?こんな事をしたいのですが...等々、一声かけて下さい。






